中国の高速鉄道網は2025年末に総延長が5万400キロに達するとされる一方、運賃は在来線の3〜4倍となる区間があり、駅は閑散とする事例が多い。運営会社の負債は2024年時点で約1兆ドルに迫ると指摘されている。
中国の高速鉄道網は2025年末に総延長が約5万400キロに達する見込みで、日本の新幹線網の約17倍に相当するとの報道がある。主要都市を結ぶ規模拡大が進む一方、料金は高く設定され、駅は閑散な例が多い。
路線ごとの収支は公表されず、黒字となる区間は限られているとされ、総体として赤字路線が多数を占めている。輸送密度の低い長距離路線ほど赤字が深いとの分析も伝えられる。今後の財務健全化には時間を要するとの見方がある。
富順駅の待合室は1000席あるが実際の利用者は20人程度だったとされ、駅の過度な拡張と人口動態のギャップが浮き彫りになっている。ウォール・ストリート・ジャーナルの指摘を引用する形で、閑散な駅が中国全体に広がっているとの説明がある。