8日午前の東京外国為替市場で円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=152円台後半を付けた。日銀の追加利上げ観測と米FRBの早期利上げ観測の動向を背景に、日米の金利差縮小が意識されている。
8日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=152円台後半を付け、約半年ぶりの円高水準となった。日銀の追加利上げ観測が広がる一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退し、円が買われた。
午前11時現在の値は前日比2円18銭円高の1ドル=153円37〜39銭で、ユーロは2円39銭円高の1ユーロ=178円41〜43銭となった。
片山さつき財務相は閣議後の記者会見で、外国為替市場での円高進行を巡り「米財務省とも緊密なコミュニケーションを維持し、秩序ある為替相場の維持に取り組んでいく」と述べた。
市場では「日米の金融政策の方向の違いが意識されている」との声があり、7月下旬には1時1ドル=164円に迫ったが、政府・日銀の円買い介入や協調介入で円安の進行を抑制していた。