日銀が公表した6月会合の議事要旨で、複数の政策委員が利上げ後も金融環境は緩和的とし、今後の引き上げを進めるべきだとの意見を示した。中東情勢の悪化による原油高が物価上昇リスクを高めるとの認識も共有された。
日銀が5日に公表した6月の金融政策決定会合の議事要旨によると、複数の政策委員が利上げ後も金融環境は引き続き緩和的だと評価し、今後も金利を引き上げていくべきだとの意見を示していた。これにより、政策金利のさらなる引き上げを進めるべきとの見解が複数派として浮上したことが分かった。
議事要旨では、中東情勢の悪化に伴う原油価格の上昇が物価の上昇リスクを高めるとの認識が多くの委員に共有されたと伝えられている。物価動向に対する警戒感が強まる要因として挙げられた。
一方で委員間では、金融環境の現状や景気動向を踏まえ、今後の政策変更のタイミングや程度について慎重な姿勢を保持する意見もあった可能性が示唆されている。