EUの包装・包装廃棄物規則PPWRが適用開始となり、食品接触包装のPFAS含有量に規制が設けられた。2030年までのリサイクル設計や2028年の統一ラベル表示など、域内市場での対応が求められる。
EUは包装・包装廃棄物規則PPWRを適用開始し、包装材の過剰包装を抑制するための統一規制を導入した。規則の適用は2026年8月12日から開始され、PFASを含む食品接触包装の基準値以下へ抑えることが明記された。
規則は2030年までに包装材のリサイクル可能な設計を義務化し、2035年には大規模な分別回収とリサイクル体制の整備を求める。プラスチック包装についても再生材の最低含有率を設定し、段階的に引き上げる方針が示されている。
食品に接触する包装材はPFASの含有量を指定安全基準以下に制限され、規定を超えるものは使用禁止となる。過剰包装対策として空洞を減らし、必要最小限の重量・容積で設計することが義務付けられる。
使い捨てプラスチックの包装は、2030年以降は特定の用途での使用が禁止され、統一ラベル表示の導入は2028年までに完了する予定。EU加盟国は2024年時点での法整備を経て、域内市場でのトレーサビリティ確保も求められている。