トーセイはPERがひと桁台で増配を続ける不動産再生株として注目されている。都心の古ビルを買い取り改修・再生して投資家へ売却するほか、賃貸・ファンド運用・管理・ホテルの安定収益も確保する体制を取る。今後は金利上昇局面で在庫の評価や仕入れコストに注意が必要とされる。
導入部では、トーセイが最高益を更新し増配を継続していることが伝えられている。さらに同社は不動産再生を主力とする独立系総合不動産会社として、都心の中古ビルを中心に再生事業を展開している点が紹介されている。
企業概要として、トーセイは不動産再生を柱に賃貸・ファンド運用・管理・ホテルを含む六つの事業を揃え、安定収益と売買収益を組み合わせる経営モデルを取っていると説明されている。社の強みは、古い建物の価値を見抜き買い付けて再生・売却までを自社で完結できる点だとされる。
リスク要因として、同業は借入で在庫を回す性質があり、金利の上昇や不動産価格の変動、建築費の上昇が業績に影響を及ぼす可能性が指摘されている。金利上昇時には買い手が払える値段が下がるリスクがある点が強調されている。
確認ポイントとして、売上高の絶対額よりも売却物件の粗利率や仕入れの進み具合、安定事業の固定費の賄い力、借入と自己資本のバランスといった指標を見るべきとされている。