大手行の国内融資回帰が鮮明になり、8月の国内シェアは46.8%へ拡大。バブル崩壊後初の局面で利ざや回復と資金需要の回復が背景にある。一方、地方銀行・信用金庫には逆風が強まっている。
3メガ銀行を含む大手行の国内融資の比率が回復し、国内市場でのシェア拡大が進んだ。8月には国内シェアが46.8%となり、バブル崩壊後初の拡大局面へ転じた。背景には利ざやの改善と資金需要の回復がある。
背景には預金獲得競争の激化があり、資金の奪い合いが地方金融機関には逆風として働いている。
日銀の統計では8月時点の都市銀行の国内融資残高は前年同月比7.9%増の230兆円台後半に達し、国内融資の46.8%を占める。
この動きは大手行の国内融資回帰の動きと一致する一方、地銀・信金は収益環境の悪化などから厳しい局面が続く見通しだ。