2026年7月の米ドル建既発債人気ランキングが公表され、コール条項付き銘柄が上位を占める構図に変化した。長期債の利回り確保を狙う動きが強まり、米国債の短中期と超長期の組み合わせが注目されている。
2026年7月の米ドル建債券(既発債)の人気ランキングについて、まず市場環境が説明されている。中東情勢の悪化と原油相場の変動、FOMCの利上げ見通しの有無、日銀の金融政策決定などが影響していると整理されている。7月は原油価格が一時高騰し、円相場は介入の可能性を巡る動きとともに不安定さを示した。
米国国債(既発債)の人気ランキングでは、7月に長期の銘柄が上位に入る構図が確認され、1位銘柄が変更したほか、新たに長期銘柄がランクインした。短期より長期の利回りを重視する投資家の関心が高まった可能性が指摘されている。
米ドル建社債(既発債)のランキングでは、1位はコール条項付き銘柄のまま推移したが、上位5銘柄の顔触れが入れ替わり、新規銘柄として中国電力やNTTファイナンス、武田薬品、メタ・プラットフォームズなどが挙げられている。
今後の見通しと投資アイデアでは、米国金利見通しと為替の動向、介入の可能性を織り込みつつ、短中期債と超長期債の組み合わせを提案している。米ドル建社債では表面利率5%台の発行体を中心に検討の余地があるとされ、コール条項付き銘柄は再投資リスクの確認が必要とされている。