日経225先物9月限は終値が6万5020円と3日ぶりに6万5000円台を回復。NT倍率の巻き戻しと米国市場動向を背景にショートカバーが進んだとの観測が伝えられている。
日経225先物9月限は前日比790円高の6万5020円で取引を終え、寄り付きは6万4660円、前場中盤には6万4870円まで上昇した後、後場には再び上値を試す動きが見られた。引けにかけては上げ幅を縮めたものの、終盤に再び6万5000円台を回復している。
米国市場の動向を受けてキオクシアホールディングスが強い値動きを示す一方、東京エレクトロンは朝方売り先行で始まったが前場中盤以降は回復し、ボリンジャーバンドの-1σ水準を回復したことで短期のショートカバーを誘ったとみられる。
NT倍率は先物中心限月で15.86倍に上昇。シナリオとして長期金利の低下と為替の動きがNTショートの巻き戻しを促したとの指摘がある。日足・週足の雲の位置関係から戻り待ちの動きが意識され、雲下限突破の判断が今後の買い動きの分岐点になりそうだ。
本日はソフトバンクグループが11%超の上昇を示し、日経平均株価を押し上げる要因となった。一方で半導体株の動向が市場インパクトの大きさを左右しており、キオクシアホールディングスのリバウンド基調とともに自律反発を狙う動きが強まる可能性がある。