サンリツは梱包を核とした物流事業を強化し、成田に新倉庫を稼働させたことで通期の増収増益を見込む。大型精密機器の取扱い拡大と4PL化を進める。
サンリツは梱包事業を中心とした物流サービスを展開しており、特に大型精密機器や医療機器、工作機械といった製品群の取扱いを強化している。これにより売上構成の比率を高め、国内拠点を中心に保税蔵置場を活用したワンストップのサービスを提供している。
今期の業績見通しは、成田新倉庫の稼働効果や大型機器の取り扱い増加により、売上高を220億円、営業利益を13億5,000万円、営業利益率を6.1%とする増収増益を見込んでいる。地域別では国内売上が約202億円、米国が約18億円を想定している。
中期経営計画では、2029年3月期に連結売上高235億円、営業利益16億円、営業利益率6.8%を目標としている。大型精密機器の取り扱い比率を高めるとともに、倉庫を起点とした高付加価値サービスの拡大を進める方針だ。
新倉庫は成田に延べ床約8000坪で大型機器向けを主眼に設計され、約120坪の冷蔵・冷凍設備やテーブルリフターを備えるなど安全性と作業性の向上を図っている。倉庫機能を核に、国際輸送・通関まで一貫したサービスを提供する戦略を強化する。