塩野義製薬が米イントラバイオを20億ドルで買収すると発表し、希少疾患領域の権利を取得する。これに合わせてサンバイオのアクーゴの1例目投与が北海道大病院で実施された。
塩野義製薬は10月5日、米イントラバイオを買収すると発表。全株式を取得し、米国子会社シオノギインクを完全子会社化する。買収額は約20億ドルで、完了時期は11月から12月を想定している。イントラバイオは希少疾患領域の神経変性疾患に対する治療薬を手掛け、欧米でAQNEURSAの承認を得ている。
サンバイオは同日、細胞治療薬アクーゴ脳内移植用注の市販後1例目投与が北海道大病院で行われたと発表。適応は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善で、昨年条件・期限付き承認を得て今年発売。森敬太社長は今後も安定供給と適正使用を推進すると述べた。
日本臓器製薬は台湾の TLCバイオサイエンシズとTLC599のライセンス契約を締結。日本での独占開発・商業化権を取得し、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウムの徐放性注射剤を対象としている。日本と米国でP3試験準備が進む。
塩野義製薬はCVCを通じセレイドセラピューティクスに出資を発表。造血幹細胞を体外増幅する技術を基盤とし、難治性血液疾患や遺伝性疾患に対する細胞治療の社会実装を目指す。
アストラゼネカは日本肥満学会と産学連携協定を締結。国民の健康増進を目指し予防推進や医療提供体制整備、肥満に対する理解不足の解消などに取り組む。