ニプロの脊髄損傷向け再生医療製品「ステミラック注」が条件付き承認を経て本承認へ移行する見通しとなり、2029年ごろまでの黒字化を目指す。共同開発先は札幌医科大学である。
ニプロの脊髄損傷向け再生医療等製品「ステミラック注」が、条件及び期限付き承認の状態から本承認へ移行する見通しとなった。これにより、同製品は正式な承認を得て市場提供の体制を整える見込みである。
ステミラックは札幌医科大学と共同開発した医薬品であり、2018年には世界初の脊髄損傷向け再生医療等製品として安全性が確認され、有効性が推定できる段階で暫定的な販売が認められていた。
これまで仮免許状態での販売が続き赤字が続いていたが、本承認を機に販売体制が安定化する可能性があると見られている。承認の正式化は財務状況の改善につながると期待されている。
日経の報道によれば、ステミラック注の本承認実現を背景に、2029年ごろまでの黒字化を目指す方針が示されている。企業は承認後の事業拡大・収益改善を見据える。