生成AIサミットのワークショップで、AIエージェントが自律決済を行う未来像と、ステーブルコインを使った支払いの可能性が議論された。安全性確保や店舗側の導入ハードルも課題として挙がった。
AIエージェントが人間に代わって自動的に買い物や決済を完結できる未来が想定され、その決済手段としてカード決済に加えステーブルコインの活用が検討されている。登壇者らはエージェントコマースの普及に向け、決済の基盤やセキュリティの整備を進める必要があると指摘した。
現在の状況として、AIにカード情報を渡して決済させることは可能だが、万一のリスクが大きい点が課題として挙げられた。決済権限の整理や多様なプロトコルの検証を通じて、最適な仕組みを見極めるべきだとの見解が示された。
ステーブルコインの活用は、1円未満のマイクロペイメントや資産運用中の資金の瞬時決済など、現実的なメリットを伴うとされ、JPYCの事例も紹介された。マシン・ツー・マシンの取引では不可欠との認識が共有された。
加盟店側の対応負担を減らす中間インフラの開発が進んでおり、法定通貨での受け取りを可能にする仕組みづくりが重要視された。AIエージェント決済の社会実装に向けて、技術的課題解決とインフラ整備の加速が期待されている。