SBSホールディングスがタイヤ物流を一体化する取り組みを始動させ、今後はメーカー傘下の物流会社の買収を進めて業界別のプラットフォーム化を拡大する方針を示した。
3PL大手のSBSホールディングスは、2025年10月に傘下に収めたブリヂストン物流を足がかりに、タイヤ業界全体の物流を束ねる取り組みを開始した。これにより、タイヤの原材料調達から配送までを一括管理する動きが本格化する見通しとなっている。
同社はこれまでにも、MAで取得したメーカー傘下の物流会社の基盤を生かし、食品や事務機器分野で共同物流や物流プラットフォーム化を進めてきた。今後も対象を広げ、各業界ごとのプラットフォーム化を進める方針を打ち出している。
新たな取り組みの中核には、41拠点を活用した物流網の整備があり、タイヤ業界の課題に対応する体制を強化する。併せて、買収先の強みを生かして業界横断の連携を深めることで、規模の拡大と効率化を目指す。
2030年12月期を目標に、MAを通じた追加売上高600億円の上積みを計画しており、今後もメーカー傘下の物流会社などを対象にM&Aを進める方針を示している。