トリドールホールディングスの2027年3月期第1四半期決算で、売上高は723億1,800万円と過去最高を更新した。一方、営業利益は前年同期比34.3%減となり、株価は前日比96円安の4,203円で引けた。
日経平均が続伸する中、トリドールホールディングスの2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)決算が発表された。売上収益は前年同期比3.5%増の723億1,800万円、営業利益は同34.3%減の52億9,400万円となり、四半期としての売上高は過去最高を更新した。株式市場では前場にかけて一時4,436円まで上昇した後、発表直後に安値4,145円まで跌落した。
決算説明によると、売上収益の増加にもかかわらず人件費等の増加が影響し、営業利益の減少率が売上高の減少率より大きくなった。海外子会社の事業再建に伴い、閉店店舗のリース解約益や固定資産除却損、構造改革費用などを計上したことが要因として挙げられている。
通期の業績見通しは、売上収益2,870億円、営業利益170億円、純利益70億円を据え置く方針。現時点での進捗は売上収益が25.2%、営業利益が31.1%、純利益が43.3%程度とされ、配当予想は1株当たり年間12円で変更はないとされる。株価は終値で4,203円、前日比-96円だった。
港湾やAI・半導体関連銘柄の動きが一巡する中、企業はコスト管理と構造改革を進めつつ、売上の伸長と利益の再成長を両立させる方針を確認した。