NECは広島県資源循環協会が実施する産業廃棄物由来の再生プラスチック製造に向けた実証に参画し、廃プラスチックの選別・再生加工から物性評価までのデータ連携を支える基盤構築に取り組む。期間は2026年8月から2027年3月を想定する。
NECは、広島県資源循環協会が進める動静脈連携に向けた資源循環システム強化の研究に参加し、産業廃棄物由来の再生プラスチック製造の実証を開始した。実証では広島県内の事業者や大学、試験分析機関が連携し、排出された廃プラスチックの選別・再生加工と物性評価を行う。
NECは戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で開発中のプラスチック情報流通プラットフォーム「PLA-NETJ」を活用した実証環境を構築し、再生プラスチックの品質確認とトレーサビリティ確保に必要なデータを関係事業者間で共有する仕組みの実現を目指す。
実証は2026年8月から2027年3月にかけて実施され、対象は主にポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)を含む産業廃棄物由来の廃プラスチックで、選別・再生加工と再生材の物性評価を行う予定である。
今後はNECがPLA-NETJの社会実装を自動車や建築分野を中心に進め、2027年度までの開発完了と2028年度のサービスリリースを目指すほか、アルミ・銅など他素材への応用拡大も検討する。