milkkiss がミニストップを相手に、不正競争防止法に基づく差止めと損害賠償を東京地裁へ提訴。参考と模倣の境界を司法判断へ求める内容で、金銭的賠償よりも形態模倣の停止を重視している。
milkkiss は、ミニストップが同社のソフトクリーム商品形態を模倣したとして、製造・販売・展示の差止めと損害賠償を不正競争防止法に基づき東京地方裁判所へ提訴した。訴訟の目的は、同業他社の模倣拡大を抑制し、先行事業者のオリジナリティとブランドの希少性を守ることだとしている。
本件で milkkiss が問題視しているのは商品形態そのものの独占ではなく、透明カップや特定ノズルといった要素の組み合わせが大企業の販売網を通じて広範囲に拡大する点で、先行の商品形態へ実質的に依拠させる点にあるとしている。さらにイベント出店時の視察や催事での市場動向を踏まえ、近似商品ラインナップが拡大する事実を指摘している。
milkkiss は、商品形態の模倣だけでなく「希少性」やブランド体験の価値を守ることを訴え、裁判所に対して「参考」と「模倣」の境界の判断を求めるとともに、同様の事象が再発しないよう抑止力を働かせたい意向を示している。訴訟には差止と損害賠償が含まれており、財務的賠償は主目的ではないと説明している。
本件は係争中であり、裁判所の判断を待つ段階。 milkkiss は具体的な企業名を名指しして批判する意図はなく、小規模事業者が創意工夫を継続できる健全な市場環境の確保を目指している。