ジェトロは米国アリゾナ州フェニックスで半導体・データセンター分野の視察ミッションを派遣し、現地のデータセンター施設や大学・教育機関、日系企業の活動を視察した。参加は29社・団体から39人で、各訪問先の環境整備や人材育成の取り組みを確認した。
ジェトロは2026年10月15日〜16日に、アリゾナ州フェニックスで半導体・データセンター産業のビジネス環境視察ミッションを派遣した。ミッションには日本企業や公的機関など29社・団体から39人が参加し、データセンター施設や州立大学の工業技術研究施設、地域のコミュニティカレッジが実施する職業訓練、日系企業などを訪問してエコシステムを視察した。
初日はACAとGPECから州のビジネス・投資環境に関する説明を受けたほか、AZサプライチェーン・ソリューションズの亀和田忠司氏が、2026年度の米国半導体関連売上高は225兆円と見込まれ、7月時点で前年実績の95%に達しているとの説明を行った。
アリゾナ州に製造拠点を構える大手のパネルディスカッションでは、エコシステムの成熟度や主要プレーヤーの近接性、優秀な人材の豊富さが挙げられ、ミッション終了時には12市の投資環境の紹介が行われた。その後のレセプションで州政府関係者らとネットワーキングを実施した。
2日目はJBAAとJCCIAZから駐在員の生活環境や日系企業の活動支援が説明され、JCCIAZはセミコンウェストでのフォーラム開催などを通じた支援を説明。JBAAは2026年度から文部科学省による校長派遣の開始など教育環境の充実を紹介した。 Mesaで拡張工事を進めるメタのデータセンターキャンパスの視察や、ASUポリテクニックキャンパスとチャンドラー・ギルバートCCの人材育成の取り組みが紹介された。