高千穂交易はインド進出を目指す日本企業向けに、現地でのサプライチェーン構築支援サービスの試験提供を新規顧客にも拡大すると発表した。今後は現地候補企業の選定や部品調達、品質管理、物流、販売網までを含む支援を検証する。
高千穂交易(東京都新宿区)は29日、日本企業のインド進出と現地事業拡大を支援するサプライチェーン構築サービスの試験提供を新規顧客にも広げると発表した。これまでの有償提供を拡大し、市場ニーズと事業性を検証したうえで正式サービス化を目指す。
同社は2025年11月以降、インド国内の約15都市を訪問して100社以上と面談や現地視察を実施する計画で、顧客の製品仕様や品質基準、生産数量を踏まえ現地の製造・部品供給企業を選定する。
対象はEMS、PCB・FPC、半導体、金属加工、板金、樹脂成型、ケーブル、表面処理など。候補企業の探索・比較に加え、部品調達、品質管理、物流、販売チャネルまで含むサプライチェーン設計を支援する。
インドではMake in Indiaを背景に現地生産・調達の重要性が高まる一方、日本企業には取引先の品質水準確保と現地調達率向上が課題となっている。高千穂交易は試験提供を通じて支援内容と料金体系を整備する。