マルマエは26年8月期決算で精密部門と機能材料部門の売上高・利益がいずれも大幅増となり、半導体需要の拡大を背景に全体の収益性が改善した。
精密部門は売上高91億1,800万円(18.3%増)、営業利益22億8,700万円(25.4%増)となり、半導体分野の需要拡大とOLED関連の受注高が維持された。材料費・外注加工費・人件費の増加を設備稼働率の改善が補い、利益が押し上げられた。
機能材料部門は売上高113億1,600万円(206.4%増)、営業利益18億4,800万円(428.5%増)と大幅に増収増益。KMアルミニウムを連結子会社化した効果で前期より増収率が高まった。
事業別ではIT器材分野の需要が堅調で、半導体装置部材では在庫調整後に増産要請が顧客から寄せられている。27年には売上高280億円、営業利益65億円、経常利益63億円、当期純利益42億円を予想し、大幅な増収増益を見込んでいる。
決算期末後の9月1日付でアルバックテクノが出水事業所内のアルマイト処理工場を譲り受け、一貫生産能力の強化と新表面処理技術の開発につなげるとしている。