企業の昇進判断に影響を及ぼすとされるOBNの実態を、2025年末〜2026年初旬に実施された調査結果を基に報じる。
調査は2025年12月末から2026年1月初旬にかけて実施され、20〜64歳の正社員2500人を対象に、採用・評価・昇進・意思決定・情報共有などの場面でOBNの影響を指標化した。回答でOBNが「かなりある」「少しある」「あるかもしれない」と答えた人の合計は6割を超えた。
OBNの閉鎖性は組織に悪影響を及ぼし、新規人材の参入困難や離職率の高さといった事象を招くと指摘される。個人側には成長停滞感や発言躊躇が生じやすくなるとの見方が示された。
影響は性別を問わず広がるとされ、評価・昇進の場面で特に強く現れるほか、アサイン・成長機会の場面でも影響が見られた。女性比率が高い組織でもOBNの影響は残り得ることが示され、女性を増やすだけでは組織の閉鎖性は自動的には解消されないとの指摘があった。