日銀の植田総裁は9月を含む全ての金融政策決定会合で利上げを議論する方針を示し、G20後の共同会見で片山財務相と説明した。
植田総裁は、次回会合を含めた各決定会合で物価安定の2%目標へ近づく過程を見極めつつ、利上げを検討していく考えを改めて示した。データが見通しに沿う形で揃えば、9月を含む会合での判断が議題となる可能性があるとの認識を述べた。
G20財務相・中央銀行総裁会議終了後、植田総裁は片山財務相と共同会見を行い、物価の上昇圧力を踏まえた政策運営の重要性や、ベッセント財務長官との個別会談での有益な議論について述べた。為替の影響や中東情勢、AI需要といった要因も考慮する姿勢を示した。
市場では次回会合での利上げ織り込みが強まり、9月17日-18日の決定会合での利上げ観測が高まっている。円安傾向とドル高の動きの中、長期金利は一時3%近くまで上昇し、関連する国債市場への警戒感も広がった。