朝日ネットは2016年にVNEへ参入し、IPv6移行とIPoE接続を軸に事業を拡大。現在はフレッツ光25Gへの対応を進め、主に中小企業の現場課題を支援するサービス開発を進めている。
朝日ネットは2016年、NTT東西の回線網と直接接続するVNEサービスに参入。IPoE接続を活用するための設備規模を整え、2017年にASAHIネット会員向けにVNEサービスを開始したが、当初は設備稼働率が低かった。以降、他ISP向けにもIPv6通信を提供する形でVNEの活用を拡大した。コロナ禍以降の動画配信増加やオンライン利用の拡大を背景にトラフィックが増え、通信品質の維持を最重要課題として体制を強化した。
現在、同社はNTT東日本の「フレッツ 光25G」に対応する唯一のISPとして位置づけられ、将来的な新サービス創出の機会を探っている。技術者の検証を重視し、現場の半歩先を見据えたサービス開発を目指しており、IoTやセキュリティの強化を含む中小企業支援の強化を進めている。
中小企業の現場課題を前提に、AIやセキュリティ強化、サプライチェーン対策など現実的な課題解決を優先。家庭向けサポートの強化やNOTICE等の業界連携にも関心を示し、5〜10年先の環境変化にも対応できる体制整備を進める。会社理念の「交流と創造」を軸に、顧客やステークホルダーとの関係性を深め、新しいサービスの創出を推進していく方針。