アジア株は米国株の上昇と好決算観測を受けて総じて上昇。MSCIアジア・太平洋株式は日本を除く銘柄で上昇をけん引し、韓国・日本株も買われた。
シンガポール時間でアジア株は前日の米株の堅調を背景に高値圏へ近づき、MSCIの日本を除くアジア・太平洋株式指数は1.1%上昇した。韓国株は3.3%、日本の Nikkei 225は0.9%の上昇を記録した。
S&P500先物は0.2%高と小幅に上昇したものの、AI関連データセンター企業に対する警戒感がリスク許容度を抑制。市場は先週の下落後、急激な動きは控え、取引は狭いレンジで推移した。
第三者機関のデータでは、S&P 500の企業の売上高見通しを上回る比率が高まっており、決算シーズンの強弱感が全体の相場観を支える要因となっている。一部の企業はAI関連の需給リスクを織り込み始めたとの見方も示された。
個別ではオーストラリアのNextDCが来年度の売上予想を大幅に引き下げ、時価総額をほぼ半減させるなどAI関連銘柄に対するセンチメントが悪化。EWの銘柄ではElise Groupがデビュー後に急反発する展開となった。
地域的にはインドのJio Platformsの32億ドルのIPOが募集開始後2時間弱で完全に新規申込みを集め、インド市場の資金流入が継続。原油は中東情勢の緊迫化を背景に上昇し、Brentは110ドル台を維持した。