THKは基幹データ連携基盤を刷新し、IBM iからSnowflakeへ約1,100テーブルを安定連携。大規模データの同期時間を数時間から数分へ短縮した。
THKは、データ連携基盤をSnowflakeへ移行し、Qlik ReplicateとQlik Enterprise Managerを導入することで、グローバル基幹システムからSnowflakeへデータを連携する仕組みを新たに構築した。旧環境では大量データの同期に数時間を要していたが、今回の刷新により約1,100テーブルを安定して同期できるようになった。
本番環境を想定したPoCを約3カ月実施し、文字コード変換やファイルロック、タイムアウト設定などIBM i固有の技術課題に対する対処方法を検証。データ鮮度・整合性・コストを考慮した連携方式の最適化も行い、用途に応じて更新頻度を調整した。
QEMを用いた一元管理と自動監視により運用負荷を大幅に軽減。4台のQlik Replicateサーバのタスクを一元的に管理・監視し、異常時の通知体制を整備した。
今後はSnowflake上のデータを起点に生成AIを活用し、自然言語で社内情報へアクセスできる環境を目指す。営業・工場・本社の部門が必要なデータを意思決定に活用できる基盤へと発展させる予定。