イトーキは地下シェルター用扉「BOUNCEBACK」を公開し、東京都内の危機管理産業展で水害地震爆撃にも耐える堅牢性をアピールした。自治体や民間施設のBCP需要を取り込む狙いが示された。
イトーキは地下シェルター扉の新製品「BOUNCEBACK」を報道機関に公開した。東京都内で開かれた危機管理産業展でモデルを紹介し、自治体や民間施設への導入を目指す方針を示した。
扉は気密性や放射線遮蔽といった機能別モデルを用意しており、重量は600キログラムから1400キログラムと幅がある。扉の価格は数千万円から数億円とされる。
イトーキは約50年間金庫や研究室向けの特殊扉を手掛けており、その技術を生かして24年にこの地下シェルター扉を開発した。開閉時に手を挟まないようヒンジ部分にカバーを施している。
同社の特殊設備販売部長は市場規模を600億円から1000億円程度と見込み、自然災害の激甚化を踏まえ企業や自治体の事業継続計画(BCP)需要を取り込みたいとの見方を示した。