福岡県の家具会社 HYBRIDがダイヘンの蓄電池パッケージを採用し、佐賀市本庄町で開発が進む系統用蓄電所RE.U511蓄電所を起点に事業を本格展開する計画を発表した。運転開始は2027年4月を予定している。
HYBRIDは佐賀県の開発エリアを拠点に、グリーンエナジーパワーが事業者として、系統用蓄電所の開発・建設・運用を一括で推進する体制を公表した。蓄電所の定格出力は2MW、蓄電容量は8MWhで、起点となるRE.U511蓄電所は佐賀市本庄町での運用開始を見据えて設計されている。運転開始時期は2027年4月を目標としている。
採用機器としてダイヘンの蓄電所向け蓄電池パッケージが挙げられ、PCSや変圧器を含む構成で構成される。ダイヘンはこのパッケージに対し、 JC-STARの★1適合ラベルを取得したと公表しており、IoTを介した制御・運用におけるサイバーセキュリティ配慮も盛り込まれている。
専任の EPC(設計・調達・建設)をHYBRIDが担い、グリーンエナジーパワーが事業者としての土地取得や行政対応、系統接続、設計・機器選定・調達・施工・試運転・検査・竣工までを一体で推進する。運転開始後は RE-100電力がアグリゲーションと運用・保守を担当する見込み。
JC-STAR ★1適合ラベル取得は2025年10月時点の発表として伝えられており、蓄電池パッケージは蓄電池・PCS・変圧器を含む。今回の案件は家具・雑貨の販売・卸売を手掛けるユニファクトの発電事業参入を背景としており、系統用蓄電所の実用化に向けた取り組みの一環と位置づけられる。