下着通販の白鳩が、メンズ用フェミニンデザインのショーツを専門レビュアーと共同開発。レース使用率は3.1%と低位だが、限定販売と調査を通じ新たな需要を探る。
下着通販の白鳩は、メンズインナーのデザインに対する従来の前提を見直し、メンズショーツ「俺のTバック × SHIROHATO コラボショーツ」を発売すると発表した。価格は5,280円(税込)で、Tバックとフルバックの2型を展開する。発表資料では、同社取り扱いの累計品番4万6千点のうちレース素材を使った品番は、レディースで43.6%、メンズで3.1%だったことが示されている。
同社は2023年のクリスマスコレクションでレディースブランド「HIMICO」と同デザインのメンズショーツを限定販売。約1,000点の生産で、初回納品分が短期間で完売したことから、前提と異なる反応が得られたことがうかがえる。これを機に、メンズでも同デザインを展開し、後にフェミニン要素を取り入れた男性向けブランド「FLUUM」も立ち上げられた。
2025年10月の取材で、購入層は不明な点が多いと回答されていたが、51名の調査では「男性がフェミニンデザインを好む場合もある」「メンズ用としての設計が重要」といった回答が得られた。アップリケデザインを好む層も一定数おり、着用シーンは特定の特別な日に限定されないことが分かった。
今後は、選択肢の拡充とデザインの両立を軸に、レディースと同水準の男性感を取り入れた商品展開を継続する方針とされる。調査結果は、実績と透過的な顧客理解を通じた新しい市場開拓の一環として位置づけられている。