韓国の車のドア端に青いスポンジ状の物“ドアガード”が取り付けられる理由を現地取材で解説。新車納車時の保護材だが、狭い駐車スペースの多い街で外さず使い続ける事例が増えている。
韓国の道路を走る車の多くには、ドアの端に小さな青いスポンジ状の物体が取り付けられている。取材を通じて、それは車両輸送時の保護材として使われる“ドアガード”と呼ばれるものだと理解できる。納車後に外すのが通常だが、現地では外さずそのまま保護材として使い続けるケースがある。
原因として、韓国では駐車スペースが狭く、ドア開閉時の接触による傷、いわゆる“ドアパンチ”が頻繁に発生する。このため車種を問わずドアガードを残しておく習慣が広まった。現場では“ムンコク”という傷の語が使われるほどの身近な問題となっている。
この現象は新車を受け取った人だけでなく、中古車にドアガードを付けて利用する人も増えている。日本でも都市部で似たような事情はあるが、納車時の保護材をそのまま使用する光景は韓国ならではの特徴として捉えられている。
取材時には現地の自動車メーカーの工場でもドアガードを確認でき、 車文化の一部として受け止められている様子が窺えた。こうした習慣は、国を超えたカーライフの違いとして読者には興味深い事象として伝わる。