日本BS放送は2026年8月期決算で売上高が前期比0.9%増の119億円となる一方、営業利益は同8.4%減の17.7億円、純利益は同3.5%減の12.99億円となった。費用増は主にコンテンツ投資の拡大による。
日本BS放送は2026年8月期の連結決算を公表した。売上高は119億2172万円で前期比0.9%増、営業利益は17億6939万円で前年を8.4%下回り、親会社株主に帰属する当期純利益は12億9852万円で3.5%の減少となった。主因はコンテンツ投資の拡大に伴う費用の増加である。決算短信はこの点を指摘している。
放送事業の収入は99億8956万円で前期比2.0%減少した。純広・通販での収入は増えたが、タイム収入はショッピングカテゴリー不振の影響を受けた。番組面ではゴルフ番組やドラマ枠の編成拡充、報道番組のリニューアルなどを実施し、アニメ枠ANIME+は毎クール約40タイトルを放送している。
IPとアニメ事業の拡大が全体の収益をけん引した。その他事業収入は19億3217万円で19.3%増。配信プラットフォームの収入増やアニメ製作委員会からの出資配当が寄与し、イベントや新規事業も寄与した。ドラマ化企画やオンラインくじ、ポップアップストアなど放送以外の領域にも展開している。
来期の見通しとして、2027年8月期は売上高127億7400万円(前期比7.1%増)、営業利益は21億300万円(同18.9%増)、経常利益22億6200万円(同21.0%増)、純利益15億4100万円(同18.7%増)、期末配当は35円を見込む。IPとアニメ事業の強化が利益成長の要因として挙げられている。