サンリオ株が8月7日の取引で一時1400円台を回復し年初来高値を更新した。終値は前日比6%超高の1397円で引け、好決算発表後の市場評価を背景に堅調推移となった。
8月7日の東京市場でサンリオは取引時間中に一時的に1400円台を回復し、年初来高値を更新した。最終的には1397円で引け、前日比は6%超高となり3日連続の上昇となった。決算発表を受けた買いが一翼を担ったとみられる。
サンリオは2026年3月期の決算で売上高1940億円、営業利益778億円、経常利益793億円、純利益546億円と、いずれも前期比で大幅な伸びを記録した。資本効率の高さと安定的な収益基盤を示す数値が示された。
同社はアセットライト経営を核とし、売上構成比の大半をライセンス料などのキャラクター使用許諾料が占めている点を強調している。自己資本比率は66.4%、ROEは41.6%、売上高営業利益率は40.1%と財務健全性の高さが評価されている。
ハローキティ依存からの脱却を進め、マルチキャラクター展開を強化。2016年3月期と比較してハローキティの売上比率は低下し、その他キャラクターの比率が増加している。海外市場の成長も寄与し、日本・アジア・欧州・北米・南米の売上が前期比で拡大している。