韓国の求職者の56.2%が就職支援の時期を3カ月以上遅らせ、インターンやブートキャンプで経験を積む動きをみせている。採用は大規模公開採用から職務別の小規模随時採用へと移行し、経験獲得を優先する傾向が浮上している。
韓国の求職者664人を対象にした調査で、インターンやブートキャンプ参加のため就職応募を3カ月以上遅らせた回答が56.2%と半数を超えた。遅延期間は3〜6カ月が25.8%、6カ月〜1年が16.9%、1年以上が13.5%に達した。
就職を遅らせる主な理由として「職務経験を積むため」が36%で最も多く、「採用公告で関連経験を優遇するので」24.7%、「ポートフォリオを埋めるため」20.2%が続く。
大企業147社の採用担当者に要素を問うと、複数回答で67.3%がインターン、アルバイト、プロジェクト等の“職務関連経験”を挙げ、ブートキャンプ等の職務教育を求める回答も22.4%だった。
大規模公開採用に代わり部署別の少人数採用が一般化。採用公告1件あたりの選抜人数が10人未満の企業は93%に達するなど、求職者はAIと対話しつつ自分の経験と適性に合う公告を探す傾向が強まっている。
15〜29歳の就業者数は前年同月比で46カ月連続減少しており、就業者は2022年8月の403万5千人から今年8月には342万8千人へ減少。青年雇用率も3.2ポイント低下した。