バロックジャパンリミテッドは2027年2月期の連結業績予想を大幅に下方修正。主力ブランドの不振と新ECシステムのトラブルが影響し、最終損益は黒字予想から赤字へ転じる見通しとなった。
バロックジャパンリミテッドは2027年2月期の連結業績予想を下方修正した。修正後の売上高は前期比1.3%減の508億円、営業利益は同63%前後減の1億1100万円、純損益は6億9600万円の赤字となり、最終損益は黒字予想から赤字へ転じる。なお前期の決算発表時点の予想とは大幅に乖離している。
2026年3月期から8月までの期間の実績は売上高234億円、前年同期比5.4%減、営業損益は9億400万円の赤字、純損益は14億円の赤字。主力ブランドの不振に加え、新規導入したECシステムのトラブルが赤字拡大の要因として挙げられている。
旗艦店の「ザ・シェルター トーキョー」の閉店を含む賃料上昇と中国人インバウンドの減少を受けた店舗戦略の見直しが進行中。特別損失として5億5500万円の減損を計上している。ECの出荷遅延は上期中に解消済みとされ、回復傾向が伝えられている。
再建へ向けての取り組みとして、アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)の商品開発やマーケ戦略の見直しが一部既存客の離脱を招いたと説明されている他、エンフォルド(ENFÖLD)やナゴンスタンス(någonstans)などの百貨店向けブランドも低迷が続く。一方でモウジー系ブランドの堅調さが取り上げられている。