ゴールドマン・サックスがLCNキャピタル・パートナーズを最大4億1000万ドルで買収することに合意。不動産投資のネットリース戦略を強化し、賃貸料収入をテナントが負担する形態を拡大する。
ゴールドマン・サックス・グループはこの1週間で2件目の企業買収を完了させる方針を示し、資産運用部門の規模拡大を目指している。今回の買収はLCNキャピタル・パートナーズを対象とし、買収額は最大4億1000万ドルとされる。LCNはセール・アンド・リースバックやトリプルネットリースといった賃貸方式を中心に扱っている。
不動産業界では不動産と企業信用を組み合わせた投資先への関心が高まっており、資産運用会社の参入が活発化している。ゴールドマンはネットリース投資家として不動産を所有し、賃料・税金・保険・維持管理費をテナントが負担する形を取る。
今回の買収によりゴールドマンは多様な業種の法人顧客へリースを提供できるようになり、不動産をバランスシート上に保有する必要がなくなる利点を強化する。ファンドは税負担やインフレ影響を受けやすい投資家にもアクセスしやすくなる。ナックマン氏は需要の高まりを示唆し、LCNは今後成長できる規模を持つと評価している。
ゴールドマンはデービッド・ソロモンCEOの下で資産運用事業の拡大を進めており、今回を含め過去12カ月で4件目の買収となる。経営陣は今後も機会を探す方針を示している。