LG Electronicsが米バージニア州にチラー工場を新設する計画を公表。海外初の生産拠点となる見込みで、投資額は約580億円規模とみられる。交渉では土地選定や税制優遇、雇用支援などが協議されている。
韓国のLG Electronicsは米バージニア州に大規模なチラー生産施設を建設する方針を明らかにした。現地での生産拠点を設けるのは2011年の関連事業参入以来初めてとなる。工場用地の選定や投資インセンティブ、設備購入に関する税制優遇、新規雇用に伴う法人税減免などの協議が進行中だ。
投資規模は平沢工場(京畿道平沢)より大きくなると見られ、約5000億ウォン前後、円換算で約580億円程度になる見通し。平沢工場は年間約1,000台を生産しており、海外拠点の拡大が想定される背景だ。
背景にはAIデータセンターの冷却需要の急増があるとされ、マイクロソフトなどのグローバル・ビッグテック企業と供給契約を進める中で、北米現地生産網の構築が強く求められている。このため現地生産体制を整え、安定的な供給を目指す見通しだ。