米国株式市場でAI・半導体関連株指数SOXが三尊天井を付けて下落途上とみられ、NYダウの動きや仮想通貨相場の動向、スペースXのIPO動向など、複数の関連ニュースが伝えられた。
米国株式市場では8月20日にNYダウが前日比703ドル安となり長期金利の上昇や主要銘柄の下落が目立ったが、8月21日には反発して517ドル高で終えた。ナスダックは前日比小幅高となり、半導体株の一角やハイテク株の動向が市場の焦点となった。AI・半導体関連株指数SOXは6月中旬に三尊天井を形成して以降、下落途上にあるとの観測が伝えられている。
SOXの動向として、6月15日~6月30日に三尊天井をつけ、7月29日まで急落し、8月21日現在の水準は11,740まで下落。8月14日までに反発したものの、直前の下落幅の半分程度にとどまっており、調整の続く展開が示唆されている。また、スペースXのIPOは上場後株価が大きく変動し、時価総額がピーク時の約3分の2まで低下したとの見方が報じられている。
中国市場では上海総合指数が8月20日には前日比0.24%高、8月21日には0.04%高と小幅に続伸。全人代常務委員会の会期開始を控えた政策期待や米国金利の動向が相場を左右した。日本市場では日経平均が8月20日に+890円高で66,216円、8月21日に-200円安で66,016円と揺れを見せ、AI・半導体関連銘柄の動向が相場の足を引っ張る場面と買い戻しの場面が交錯した。
日本市場の個別ではソフトバンクGやリクルート、信越化学が上昇する一方、村田製作所や京セラが下落。日経平均の寄与上位銘柄にはAI・半導体関連株が限定的となり、全体としてAI・半導体株の相場牽引力が弱まる構図が指摘された。