世界各地の企業を標的にするランサムウェア集団キリンの中心メンバーとしてロシア国籍の男(28)が日本で拘束され、ドイツへの身柄引渡しが進んでいる。
日本の捜査当局は、ランサムウェア集団キリンの中心メンバーとされるロシア国籍の男を大阪市内で旅行中に拘束し、引渡しに向けて手続きを進めた。関係者の話で、東京高裁の許可状を得たうえで日本側が拘束に至ったことが明らかになった。
キリンは過去にアサヒグループホールディングスへの攻撃を含め世界各国でサイバー攻撃を実施しているとされ、今回の事件は国外の捜査機関との協力のもと捜査が進んだ事案である。捜査は恐喝容疑を軸に進められている。
男は犯行用システムの構築を担い、実動部隊を統括していたとされる。関係者は、支払われた身代金が実動部隊を通じて中心メンバーへ渡っており、男が一部を得ていたと確認した。