NY円は5営業日ぶりに反発し、日銀の9月利上げ観測と米指標悪化が意識される中、終値は159円台前半へと落ち着いた。
14日のニューヨーク市場で円は反発し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=159円30〜40銭で取引を終えた。日銀が早ければ9月にも利上げに踏み切るとの観測や、米小売売上高の減少が日米金利差の縮小を意識させ、円買い・ドル売りが優勢となった。
一時は158円60銭まで円高が進んだが、米長期金利の上昇で上値は抑制され、159円台前半で着地。ユーロは対円で続落し、対ドルでは約2カ月ぶりの高値を付けた。
日銀の利上げ観測が円を下支えする材料となり、午後には円買いが再開。市場ではこの反応は一過性との見方もあり、日銀関連の報道を受けた動きは限られていた。
米小売売上高は7月比0.6%減と市場予想の増加を下回り、変動の大きい自動車部品を除くと0.3%減。FRBの利上げ観測は後退したとの指摘もある一方、原油高などが米長期金利を押し上げる場面もあった。