日本ゼオンが山口県周南市の徳山工場に、エタノール由来のブタジエンを高効率で生成する実証用ベンチ設備を竣工させた。2027年1月の本格稼働開始と2034年の事業化を目指す。
日本ゼオンは徳山工場(山口県周南市)に、植物原料由来のエタノールなどを原料としてブタジエンを高効率で生成する実証用ベンチ設備を竣工させた。設備の目的はエタノール由来ブタジエンの安定生産技術の実証であり、2027年1月に本格稼働を開始する計画である。
同社はブタジエンを用いたポリブタジエンゴムの試作を実施し、横浜ゴムがそのゴムを搭載したタイヤの試作と走行テストを行って大規模実証に向けたデータを収集する。これにより、将来的な商業化へ向けた実証プロセスが進む見込みだ。
2030年までには連続実証設備を備えたパイロット設備を用いて技術を確立し、最終的な商業化を目指す計画が進行している。本格運用開始は2027年1月を想定しており、2034年の事業化を目指す。