OpenAIとGoogle Cloudが提携し、GPT-6系3モデルをModel Gardenで提供。Codex連携と企業向けのデプロイが進む。プライベートプレビュー中の3モデルをAPI経由で利用可能にし、クラウド調達統合やデータ保護機能も拡充。
OpenAIとGoogle Cloudが協業を発表し、GoogleのModel Garden上でOpenAIの先端AIモデルとCodexのエージェント型ワークフローを利用できるようになる。これにより、企業は既存のGoogle Cloud環境でOpenAIの技術を活用し、ソフトウェア開発や複雑なマルチステップタスクの処理が可能になる見通しだ。
第一弾としてGPT-6 Astra、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Lunaの3モデルが導入され、現在は一部の企業顧客へプライベートプレビューとして提供されている。承認を得た顧客はAPI経由で接続でき、ローカル環境のCodex CLIやデスクトップ版のワークフローをGoogleのGeminiプラットフォームへ直接接続して推論を行える。正式提供は数週間以内を想定している。
企業は性能、応答速度、コストなどの要件に応じて適切なモデルを選択・切替可能となり、Google Cloud Marketplaceを通じた調達と請求の一本化、 Flexible Savings Plans(FSP)による跨事業者の利用が可能になる。
データ保護にも焦点が当てられ、顧客のプロンプトやコンテキスト、出力はデータ境界内に保持され、基盤モデルの学習には使用されない方針。OpenAIのモデルは専用インフラ上で稼働し、認証・監査ログ等の管理と組み合わされる。今後はZero Data Retention(ZDR)オプションや機密性を高める機能の提供も予定されている。提携はGemini for businessやGoogle Antigravityにも拡大される見通しで、Microsoftは引き続き主要クラウドパートナーであることも明記された。