日中の過度な眠気が企業に与える経済損失は年間約19.8兆円と推計され、就業者の約10人に1人が夜は睡眠が十分でも日中に強い眠気を感じているとされます。
野村総合研究所(NRI)は8月26日に開催したメディアフォーラムの内容を元に、日中の眠気が経済損失の原因となり得ると報告しました。日中の眠気による年間の経済損失は約19.8兆円で、眠気を自覚するEDS群の生産性損失が主な要因とされます。
就業者の約3人に1人がEDS群に該当し、そのうち約3割は睡眠が「十分」と分類されていることから、睡眠時間の不足だけで眠気が生じるわけではないと指摘されています。
EDS群では会議中の意識飛びや作業スピード低下、入力ミスの増加など日常業務の支障が顕著で、重大な判断や安全確認にも影響を及ぼすリスクが示唆されました。企業は日中の眠気を経営リスクとして捉え、継続的な支援と職場環境の整備を求められるとされます。