日本製鉄の夜間取引で株価は前日比プラスで推移しており、最新値として703.6円、+20.9円の上昇を示した。9月16日にスロバキア拠点へ約1600億円を投じ、30年までに電気炉を建設する計画が公表され、関連の決算情報も公開された。
5401.Tの最新の取引状況では、現時点で703.6円を付け、前日比で+20.9円(+3.06%)と大きく上昇している。そのほか夜間取引の細部データや取引時間外の状況が併記されているが、要点は株価の動きとPTS情報の併記である。
9月16日にスロバキア拠点への約1600億円の投資を発表し、同拠点での電気炉建設を30年までに進める計画が示された。これにより、欧州での鉄源一貫体制の強化と新設設備の導入が具体化したことになる。これらの動きは海外展開の具体像として捉えられている。
決算関連では、日本製鉄の2027年3月期第1四半期の売上高が前年同期比40.4%増の2兆8212億円、事業利益が58.1%増の1455億円となり、営業利益・最終利益ともに黒字転換を果たした。通期予想も増収増益を見込む内容となっている。
業績チェックポイントとして、海外拠点の一貫体制強化や高機能材・ITの伸長が今後の収益成長を支える要因として挙げられている。一方で鋼材需要・通商環境の変動、原材料費や輸送費の変動、資金調達コストの上昇といったリスク要因も併記され、総合的な事業展望が注視されている。