2027年を見据えた5本の注目記事を要約。半導体メモリ市場の拡大と中国2社の台頭、液体電池の海上輸送活用、AI部品の提携、触覚で対話する自動運転の最新動向を伝える。
2027年は半導体メモリ市場の需要拡大と価格上昇が続く見通しで、競争は激しくなる。市場の台風の目として中国の長鑫存儲技術(CXMT)と長江存儲科技(YMTC)が挙げられ、韓国のSamsung ElectronicsやSK hynix、キオクシアなど既存プレーヤーへの影響が見込まれる。
量子コンピューターの運用を見据え、古典計算と量子計算の連携を活かすハイブリッド計算基盤の整備が2027年に本格化。研究機関とIT大手がスーパーコンピューターと量子機器の接続を進め、ソフトウエア開発や基盤整備が加速する。
液体電池をエネルギー海上輸送の核となる技術として捉える動きが出ている。エネルギーを電気化学的に蓄える液体を開発するARM Technologiesは、海上輸送の課題解決に向けた取り組みを進める。
TDKと太陽誘電がAI向け電子部品の共同開発を検討。将来的な資本提携の可能性や調達・製造面での連携を模索し、背景にはアジア勢の台頭による日本企業の再編可能性があるとの見方が示される。
自動運転車と触覚で対話する技術の海外動向として、ミシガン大学が触覚ステアリングホイールを開発。トヨタの米研究機関TRIが資金提供を行い、操舵直前の対話による安全性と信頼感の向上を目指す。