Ultrahuman Ring AIRを試用した感想を中心に、サイズ選定や充電時間、キャリブレーション期間など実測項目と、日本市場での普及見通しを整理する。
日本のスマートリング市場はスマートウォッチに比べて普及が遅いが、近年インフルエンサーを中心に露出が増加している。健康トラッキング系のスマートリングとしてはOuraが世界シェアのトップで、日本企業ではSOXAIが市場参入を進め、韓国のGalaxy Ringが日本で展開されつつある。これにより、トラッキング機能を中心に普及が進む可能性が指摘されている。
今回紹介されたUltrahuman Ring AIRは、公式サイト価格が349ドルで、日本での希望小売価格は5万9800円。サイズは購入後にサイズキットで測定する方式で、2週間のキャリブレーション期間を経て数据の学習が本格化する。充電は専用 chargerで約3時間、バッテリー寿命は4日〜6日で、基本機能は無料で利用可能だ。
取得データは心拍数、皮膚温度、血中酸素濃度などで、睡眠・運動・回復・ストレスなどの要素へ整理・分析される。GPSは搭載せず、運動種目の確定はユーザー確認を前提とする点や、通知機能はスマートウォッチと異なりスマホ依存になる点が特徴だ。スマートリングは長期的な普及に向けて、装着感と電力効率の両立が課題となる。
日本市場での普及はまだ小さいと見られるが、睡眠市場の拡大や睡眠関連商品の成長を背景に、スマートリングが新たな流れを作る可能性がある。今後はスマートウォッチと競合・共存する形で、常時センサーの活用と通知機能の組み合わせが鍵になるとみられる。