SKハイニックスは日本での新工場検討を本格化させ、朴尚圭が日本総括社長として実務を主導している。崔泰源会長は日本での工場建設意向を示し、キオクシアとの連携強化を模索する動きを公の場で示唆している。
日本市場の拡大と顧客との協力強化を目的に、日本に新工場を設置する案が検討されている。崔泰源会長はこの件について「日本全域を候補地として考慮している」と述べ、場所は電力と用水の条件が整う地域を視野に入れていると説明した。SKハイニックスは日本の顧客企業との協力体制を強化するための動きを進めているとみられる。
日本の朝日新聞のインタビューで崔会長は「キオクシアは多くの強みを持つ会社」と評価し、将来の戦略にSKハイニックスが参加するならパートナーになる考えを示した。これにより、キオクシアとの共同生産の可能性が取り沙汰されている。
財界やグループ内部の観測では、朴尚圭が昨年から日本進出の実務を陣頭指揮してきたことが背景にあるとされる。朴氏は日本総括社長として日本での事業性を見極め、ネットワーク構築を推進してきた。崔会長はAIデータセンターの建設などグループのグローバル戦略拡大を掲げ、日本市場での拡張を強めている。
財界関係者は、日本での拡張戦略を崔会長が最も力を入れている分野と位置づけ、朴尚圭の役割に大きな期待を寄せていると語る。長年のエネルギー系経験を活かし、エネルギーと半導体を結ぶSKグループの日本戦略の中核を担う存在として注目されている。