関関同立の一般方式で志願者は増える一方、合格者が減少。関西では公募推薦の影響と年内入試の慣行が、難関私大の絞り込みを加速させている。特に関西学院大は志願者増でも合格者が大幅に減少した。
私立大学の補助金の取り扱いを巡る定員管理の厳格化により、定員を超える入学を避ける動きが広がっている。関東・関西とも同様の傾向で、私立大の合格者を絞る事情は共通しているが、受験生の動きには地域差が生じているという。関関同立の一般方式では、延べ志願者が約18.5万人から20.4万人へと増加した一方、合格者は約5.8万人から5.3万人へと減少している。倍率は3.2倍から3.9倍へ上昇しており、出願者の約3分の1が不合格となっている。
関西側では、年内に行われる公募推薦を先に受けて滑り止めを確保し、そのうえで年明けの一般入試へ挑む受験慣行が根づく。このため難関私大の絞り込み情報が年内・年明けの2段階で伝わりやすく、地域特有の受験動向が生じている。