椿本チエインは大阪刀根山医療センターと共同で免荷式歩行器FLOVEのプロトタイプを開発し、2028年度の販売開始を目指す。医療現場の省人化と負担軽減を実証する実験を今後重ねる。
椿本チエインは医工連携の取り組みとして、大阪刀根山医療センターとリハビリ支援機器の免荷式歩行器FLOVEのプロトタイプを共同開発した。開発はBi-AMPS拠点との連携を背景に進められており、今後医療現場で検証と改良を繰り返す予定である。
FLOVEは歩行練習の安全性と使いやすさを追求し、従来のハーネス装着の煩雑さを解消する独自のハーネスを搭載。大径車輪の採用で移動性を高め、足元スペースを確保する設計となっている。
評価のポイントとして、ハーネスの安定性により重度介助を要する患者にも対応可能となり、医療スタッフの装着作業を従来の2名から1名へと省人化できる見込みが示されている。
今後は大阪刀根山医療センターや他の国立病院機構施設での検証・改良を進め、歩行分析のデジタル化など機能開発も行う予定。製品化は2028年度の販売開始を目指す。