セガサミーホールディングスはソニックを筆頭に世界的IPを育てるトランスメディア戦略と、IP価値拡大を支える財務基盤の強化を推進している。里見治紀氏の投資判断や、ライセンス収入の拡大、ゲーミング投資の方針が具体的に示されている。
セガサミーは2004年のセガとサミーの経営統合により発足し、遊技機事業、エンタテインメントコンテンツ事業、ゲーミング事業の3本柱で国内外のグループ力を高めている。特に3つの事業を組み合わせ、安定的なキャッシュフローを生み出すことを重視し、株主還元を進めつつ成長投資を進める方針を示した。
IPの成長領域として、コアIPをグローバルブランドへ育て、ゲーム・映画・アニメ・グッズ・イベントなどへ展開するトランスメディア戦略を推進。ライセンス収入は2022年期の57億円から2026年期には179億円へ拡大しており、ソニックが牽引役となっている。
海外市場を視野にしたゲーミング事業への挑戦では、カジノ機器開発などのBtoB展開を中心にリスクを抑えつつ拡大を図り、将来的なIR関連の知見を活かした投資を継続している。 Netflixとの複数タイトル映像化パートナーシップをはじめ、IP価値の早期拡大を狙う動きが紹介された。
セガサミーのIP価値の広め方として、国内スタジオ発のIPを全球展開する戦略、映画出資と制作参加、約750社の世界的パートナーとの協業を挙げ、ソニックを軸としたライセンス収入の拡大と、トランスメディア戦略の加速が今後の成長を支えるとされる。
後半には海外市場での具体例や今後の映像化方針、BtoBを中心とした事業展開のリスク管理などが続く見込み。