マイクロン・テクノロジーは2026年度第4四半期の決算説明会で売上高542億ドルの過去最高を報告し、AI向けのメモリ需要の逼迫が今後も継続する見通しを示した。次期の売上高ガイダンスは615億ドル±15億ドルとされ、供給不足が長期化するとの認識を示した。
マイクロン・テクノロジーは2026年度第4四半期の売上高を542億ドルと公表し、前年同期比379%増で過去最高を達成した。DRAM・NANDを含む全事業部門で高水準の需要を取り込み、粗利益率・EPSのいずれもガイダンス上限を上回る結果となり、通期売上高は前回の記録を大きく上回る水準となった。
DRAMの売上高は過去最高の398億ドルとなり、前年同期比で343%増、価格は前期比で10%台後半の上昇を示した。一方NANDの売上高は141億ドルで、前年同期比526%増、価格は約30%上昇した。データセンター向けSSDの売上高は約100億ドル、前年同期の10倍以上と大幅拡大した。
四半期を通じて全事業部門が過去最高を更新したことが示された。特にデータセンター向け需要と大容量DRAMの拡大が牽引し、CDBU・CMBU・MCBU・AEBUの各部門が高い成長を示した。マイクロンの最新DRAMノードはクライアント・モバイル向け構成にも影響を及ぼしている。
同社は2030年までの売上高の35%超をカバーする26件の戦略的顧客契約(SCA)を締結済みで、残存履行義務は約1500億ドル、顧客からの財務的コミットメントは320億ドルに達している。設備投資は2027年度の第1四半期に約115億ドル、上半期に約250億ドルと見込まれ、下期にはさらに増加する見通しだ。