カナダ西部の公的経済開発団体インベスト・バンクーバーが東京都内で初めて投資セミナーを開催し、日本企業とメトロバンクーバー地域の企業・教育機関などとの協業・投資提携の促進を狙った。
カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州の公的経済開発団体インベスト・バンクーバーは、東京都内で10月26日に投資セミナーを開き、日本企業の関係者約50名が参加した。セミナーはBC州貿易投資庁の協力の下、日本企業と同地域の企業、教育・研究機関、業界団体などとの交流や投資・事業提携の促進を目的として実施された。
セミナーでは、インベスト・バンクーバーが同地域への企業誘致を担う機関であり、関係機関とのネットワーク構築支援や現地知見を活かした助言などを行うと説明された。バンクーバーが北米市場への玄関口としての役割を果たしていること、港湾・空港を通じたアクセスの良さ、人材の多様性が強みとして紹介された。
講演要旨として、カナダ・アジア太平洋財団が日本とカナダのパートナーシップの進展を説明し、日本がアジア各国に対する友好度で首位だったとされる調査結果が紹介されたほか、2026年に締結された包括的戦略的パートナーシップやLNG関連の追加投資などが取り上げられ、両国間の協力が今後深まるとの見方が示された。
人材育成や研究成果の事業化、企業連携の事例としてBCITとSFUが取り組みを紹介し、ライフサイエンスBC、DigiBC、クライメイト・ドアなどの産業団体が地域の強みと協業の可能性を説明した。セミナー終了後にはネットワーキング・レセプションが行われ、参加者同士の交流が深まった。