KDDIは子会社の menu が展開するフードデリバリー事業を9月末で終了し、同社を清算する方針を発表した。現在は広告事業を含む関連資産の整理を進め、残り株式を8月末までに取得して完全子会社化する予定だ。
KDDIは19日、子会社menuのフードデリバリー事業を9月末で終了すると公表した。事業終了後は同社を清算する方針で、競合サービスとのシェア争いが激しく、採算の改善が見込めないと判断したことが理由として挙げられている。
menuは2018年に設立され、2021年にKDDIが出資、2023年には50%超の株式を取得して子会社化していた。新型コロナ禍の収束により市場の拡大が鈍化したことが、事業の継続判断に影響を与えたとの説明がある。
KDDIは広告事業などを手がけるレアゾン・ホールディングスが保有する残りのmenu株を8月末に全て取得する予定で、完全子会社化を経たうえで清算に至る方針という。これによりmenuの事業体は解散される見込みだ。
発表は共同通信が報じ、menuのサービス終了は市場環境の変化と競争激化の影響を受けた措置とされている。今後の手続きや清算方法の詳細については、今後の公式情報の更新を待つ形となる。